Nikov’s blog

思考の整理 @NyoVh7fiap

無自覚な「差別意識」と「排除思想」

最近TLで、

「保育園に預ける親は罪悪感を覚えるべき」

という意見について、論争が起きている。

 

また、長谷川豊の「自堕落な透析患者は自己責任」発言が炎上した。

 

 

「申し訳なく思っている」もしくは、「努力している」被援助者は、「救ってあげてもいい」という発想。

 

これは福祉制度の在り方から考えると、大きな間違いである。

 

なぜなら、福祉制度の利用は権利であり、利用条件さえ揃えば、誰にでも等しく権利が発生し、権利を行使するかどうかもそれぞれの自由だからである。

 

福祉制度の利用を選別できるのは、あくまで法律や制度という「形式的正義」であって、援助者やいち国民の感情ではない。

 

自分が「援助してあげる人を選別できる」という発想の根底には、無自覚な「差別意識」と「排除思想」がある。

 

無自覚な「差別意識」や「排除思想」は、大なり小なり誰しもが持っている。

援助者でも有識者でも人格者でも関係ない。

それが「人間の弱さ」でもある。

 

しかし、それらは人の生命を脅かす。

「選別する側の人間」が「選別される側」の命を絶つ。

 

自分の中にある「差別意識」と「排除思想」を自覚できるか。

自分の弱さ」と真摯に向き合えるか。

 

私たちは、常にそれを問われ続けている。